(2019/09/03 20:00 配信)
みなさん、こんばんは。
すっかり秋の空気が、日に日に静かにやって来ました。
秋は、好きな人のお誕生日がいっぱいですし、
初めて南フランスを訪れたのが秋でしたので、毎年、想い出深い季節になりました。
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わたしが初めて、南仏のサントボームの白い岩の洞窟に訪れた時。
「silent」(お静かに)
と書かれた、森のおわりの辺りの礼拝堂の入り口で起こったことは、忘れられません。
森の木々はまだ、紅葉したての黄色と緑の葉が交互に風に揺れていて......
とても静かでした。
ツアーでご一緒させていただいた敏感なみなさんと、
「何か、空気がここから変わったね」
と、そのあまりにも繊細な森の木々の佇まい、
そびえ立つ白い岩の美しさを見上げた途端に、
わたしの内側から突然、
何もかもが「書き換わってしまう」感覚が立ち上がりました。
わたしの体の中から、
「官能的な時にだけ感じるような、みっしりと密度の詰まった隙間のない濃厚な繊細さ」
が、わたしの思考も感情も体も、全部を占領していきました。
そして、その濃厚な繊細さに侵食されながら、
わたしの心は、声なき声で静かに叫んでいるようでした。
「わたしは〝こんな繊細さ〟を、まだ一度も表現して生きてはいない......!
ここに、こんなに繊細な教会や森があるのなら、
わたしもこれを表現して生きられるはずなのに......わたしはまだ、
この繊細さを全然、生きていない......!」
そう顔を覆って、その場で泣きたいほどの衝撃を感じていました。
時間にしたら、きっと1分ほどのヴィジョンだったと感じます。
でもその1分は、わたしの人生の角度をすべて書き換えた、永遠の1分でした。
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この「濃厚な繊細さ」のダウンロードの体験ついては、
わたしのあらゆるクラスや本やメールマガジンでも、
繰り返しお話しさせていただいて来ましたが、
この「濃厚な繊細さ」の正体をはっきりと書かせていただいたことは、
まだ一度もなかったとおもいます。
そうなのです。官能的に感じるはずです。
これが、聖マグダラのマリアのスピリット(魂、聖性) とわたしの融合だったからです。
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この日以来、わたしはジーザスの他にもう一人のアセンデッドマスター、
ジーザスのパートナーである聖マグダラのマリアにも、
想いの一切を明け渡して祈りをするようになったのです。
すると、この体験を境に、
これまでの祈りが叶う結果やスピードが、
どこかもっと丁寧で繊細な具現化へと、急激に変容してしまいました。
祈りの本の出版をいただき、動画のお仕事をいただき、
人との関係性が大きく変わっていきました。
前よりも物事や関係性に対する見方が、
驚くほど微細な部分まで視たり感じたりできるようになっていました。
そして、それをそのまま飾らずに自然に表現ができますし、
あのサントボームの森と白い岩の教会のように.......ただただ、無垢のまま。
それ以上何もしようとせず、人や問題に対しても、ただそのまま佇んだまま。
幸せな想いで、ただ、大切なその人の前に。
真っすぐに存在しているだけのことが、できるようになっていきました。
「人間の佐川奈津子さんが何かをしようとすること自体が、
むしろ、繊細さから大きく遠のいてしまうことが事実だった」
そのことが、はっきりと理解でき、完了したのです。
奇跡のコースにも書かれている「夢の終わり」の一片を、体験できるようになったのです。
ですからこれらはわたしではなく、
肉体を持たない聖マグダラのマリアの聖性が、
わたしの中のわたしの心の声をつかってくださり、
伝え、導いてくださった奇跡体験なのでした。
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それ以来わたしは、もっともっと自然になって、
内側から感じている導きのままに。
生きられるようになりました。
愛はただ繊細で、ただ幸せな感覚。
そこに、わたしはいつもいます。
一人ではそこに行けなかったので、聖マグダレーンが一緒に。
南フランスのあの森で、連れて行ってくださいました。
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祈りと高波動聖地をめぐる南仏リトリート
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