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執筆者の写真Natsuko Sagawa

佐川奈津子より「今、安心している "ありがとう„ を #030」

更新日:2020年2月17日

(2019/11/25 20:00 配信)


みなさま、こんばんは。

大きなお仕事が落ち着いてきましたので、

またメールマガジンに向き合える時間が増えてきました。

何だかしばらく書かなかったり、急にたくさん書いたりの……

こんなマイペースでごめんなさい。

昨日は、久しぶりにお家でお料理ができたのもうれしかったです。

普段、お仕事の締め切りに重なってしまったりすると、

普通のことが普通にできなくなるので、お料理はとても落ち着きます……

昨日はピーマンのスープを美味しく作れました。

当たり前の些細なことなのに、不思議な気持ちです。


南フランスのエクサンプロヴァンスから帰ってきますと、

東京との波長の違いをとても感じます。

どちらが良い悪いはまったくないのですが、

エクサンプロヴァンスはゆったりしているので、わたしはとても居やすいです。

ですので、東京の中でも比較的人が少なくゆったりしている波長の、

広尾駅の近辺にだけほとんどわたしはおりますので笑、

やはりどうしても、

「ありのままの自分のところにしか、人は居られないものなんだなぁ」

と、のんきにぼんやりいつも、この街でそんなことを感じています。

帰ってきた途端にたくさんのお仕事の宿題があり、

秘書のみほさんと早速連日、お仕事や打ち合わせをした後のお食事で、

こんなことを彼女に言われました。

「わたしは、なっちゃんを知った時、こんなに人前でもありのままで居ていいんだ……! と、すごく驚いたというか、それを教わったというか」

みほさんはお酒が好きで、わたしはお茶が好きなので、

二人でお寿司屋さんのカウンターで、それぞれ好きなものをいただいていた時、

そう言われました。

「へぇ……そんなことを感じていたの?」

「感じてましたよ!わたしはそれまで、ほんとうに人に気を使って生きてきましたから」


ありのままで居られない理由。

わたしはこの根本の発端が、「ご両親への初恋のせい」だと感じています。

大好きな人ができると、どんどんその相手の色に染まっていきませんか?

相手に喜んでもらいたくて、知らぬ間に。

その相手に沿う言動をしているもの??それが、恋のような気がします。

ですから生まれた時からわたしたちは、

ありのままの自分とは別な人に恋をして、

自分の本音や、ありのままを見つめるのを忘れてしまうのです。

わたしもたくさん母に恋をしていた人でしたねぇ。

一緒に居て、わたしがありのままでいられたのは、父と妹の方でした。

母はとても可憐で、一途で少女のような可愛らしい女性でしたので、

わたしは正直、いつも心の奥で困っていました。

母親として見ることができない〝素敵な女の子〟で、困っていたのです。

つまり、母親というレッテルを彼女にはめると、

途端に不安定な気持ちにさせられるので、安心できない……

「そういう、複雑な感情のドラマの何やかんやが、恋というものなのかな」

と、今は笑いながら思いますけれども。

振り返ると、こんな心の「困惑」や「混乱」を教わったのは、

彼女からだと感じます。

そして今は、そういうものに悲しむことも悩むこともなくなりました。

恋が冷めて、我にかえって笑、彼女を追いかけなくなったからです。


みほさんも、とてもご両親が大好きな人でした。

その愛情たるや……!

と、聴いているわたしの方が驚くくらいに。

でも、わたしはそれもとても素晴らしい人生だとおもっていました。

誰に恋をするのも自由ですし、

初恋から目覚めて、自分で自分を愛する方へと戻り、

自分を愛するようになってから?? (↑先ずは、ここ。この順番です)

自分以外の人を愛する。

自分にしていることしか、他人にはできないのです。

ですから、ご両親に恋をしていて、

自分を第一に愛していない時は、自分以外のパートナーを心底愛するのは、

厳密に言わせていただくと、無理ですね……。

「ならば、わたしが恋を終わりにできているかどうか? 見えない恋の終わりは、どうやって測るの?」

そんなご質問が届きそうですが、一言でまとめるのなら??

〝美しい完了〟の証は、感謝の感情が生まれた時。

心から安心しながら、「ありがとう」って、その相手に、軽やかに。

いつでも、何度でも、言えるようになった時。

「親らしさ」「子供らしさ」という、

お互いのレッテルの中での、メロドラマがすっかり消えて。

ありのままの自分と、わたしの母でもないありのままの由紀子さんへの。

軽やかな想いの結果が、いつでもシンプルな、

「安心している、ありがとう」になるのなら。

それが、恋が終わった証かなあと感じます。

憎んでいたり、お小言が出たり、照れてしまってツンデレになってしまうなら笑

まだ恋をしていますね笑。

そういう〝不安げな感じ〟も、とてもユーモラスでいいものですものね。


12月8日19:00くらい~21:00くらいまで、新宿文化センターにて。

フォレスト出版さんが主催をしてくださる、

『感謝祭』というイベントをさせていただくことになりました。

https://www.forestpub.co.jp/author/sagawa/seminar/22730 お申し込みは、こちらからになりますので、よろしかったら……

(※終了しております)

みなさんへの信頼から、安心している「ありがとう」という想いは、

いつも常に〝今、完了していて〟清々しいです。

何の後悔も依存も無い、後腐れの無い関係で成立している感情とエネルギー。

わたしはいつもみなさまに、

そんな想いの「ありがとうございます」をお伝えしたいとおもって、

これまでも飾らずに、活動させていただいてきました。

当日は、どんなお話やヒーリングをお届けすることが、

ありのままの美しく完了した「ありがとうございます」なのか……

祈っている毎日です。

恋ではない、素直な、信頼している安心の、ありがとう。

そういう軽やかで清々しい愛を、お届けしたいとおもっています。

きっと、わたしが何もしないこと、

聖なる領域にただわたしを預けて、聖なるものにわたしを使っていただくこと??

そちらの方が、

「わたしのほんとうの、安心している、ありのままなのだ」

そう、ますます感じている……久しぶりにゆったりと落ち着いた、夜の時間です。

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