(2019/11/25 20:00 配信)
みなさま、こんばんは。
大きなお仕事が落ち着いてきましたので、
またメールマガジンに向き合える時間が増えてきました。
何だかしばらく書かなかったり、急にたくさん書いたりの……
こんなマイペースでごめんなさい。
昨日は、久しぶりにお家でお料理ができたのもうれしかったです。
普段、お仕事の締め切りに重なってしまったりすると、
普通のことが普通にできなくなるので、お料理はとても落ち着きます……
昨日はピーマンのスープを美味しく作れました。
当たり前の些細なことなのに、不思議な気持ちです。
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南フランスのエクサンプロヴァンスから帰ってきますと、
東京との波長の違いをとても感じます。
どちらが良い悪いはまったくないのですが、
エクサンプロヴァンスはゆったりしているので、わたしはとても居やすいです。
ですので、東京の中でも比較的人が少なくゆったりしている波長の、
広尾駅の近辺にだけほとんどわたしはおりますので笑、
やはりどうしても、
「ありのままの自分のところにしか、人は居られないものなんだなぁ」
と、のんきにぼんやりいつも、この街でそんなことを感じています。
帰ってきた途端にたくさんのお仕事の宿題があり、
秘書のみほさんと早速連日、お仕事や打ち合わせをした後のお食事で、
こんなことを彼女に言われました。
「わたしは、なっちゃんを知った時、こんなに人前でもありのままで居ていいんだ……! と、すごく驚いたというか、それを教わったというか」
みほさんはお酒が好きで、わたしはお茶が好きなので、
二人でお寿司屋さんのカウンターで、それぞれ好きなものをいただいていた時、
そう言われました。
「へぇ……そんなことを感じていたの?」
「感じてましたよ!わたしはそれまで、ほんとうに人に気を使って生きてきましたから」
・
ありのままで居られない理由。
わたしはこの根本の発端が、「ご両親への初恋のせい」だと感じています。
大好きな人ができると、どんどんその相手の色に染まっていきませんか?
相手に喜んでもらいたくて、知らぬ間に。
その相手に沿う言動をしているもの??それが、恋のような気がします。
ですから生まれた時からわたしたちは、
ありのままの自分とは別な人に恋をして、
自分の本音や、ありのままを見つめるのを忘れてしまうのです。
わたしもたくさん母に恋をしていた人でしたねぇ。
一緒に居て、わたしがありのままでいられたのは、父と妹の方でした。
母はとても可憐で、一途で少女のような可愛らしい女性でしたので、
わたしは正直、いつも心の奥で困っていました。
母親として見ることができない〝素敵な女の子〟で、困っていたのです。
つまり、母親というレッテルを彼女にはめると、
途端に不安定な気持ちにさせられるので、安心できない……
「そういう、複雑な感情のドラマの何やかんやが、恋というものなのかな」
と、今は笑いながら思いますけれども。
振り返ると、こんな心の「困惑」や「混乱」を教わったのは、
彼女からだと感じます。
そして今は、そういうものに悲しむことも悩むこともなくなりました。
恋が冷めて、我にかえって笑、彼女を追いかけなくなったからです。
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みほさんも、とてもご両親が大好きな人でした。
その愛情たるや……!
と、聴いているわたしの方が驚くくらいに。
でも、わたしはそれもとても素晴らしい人生だとおもっていました。
誰に恋をするのも自由ですし、
初恋から目覚めて、自分で自分を愛する方へと戻り、
自分を愛するようになってから??
(↑先ずは、ここ。この順番です)
自分以外の人を愛する。
自分にしていることしか、他人にはできないのです。
ですから、ご両親に恋をしていて、
自分を第一に愛していない時は、自分以外のパートナーを心底愛するのは、
厳密に言わせていただくと、無理ですね……。
「ならば、わたしが恋を終わりにできているかどうか? 見えない恋の終わりは、どうやって測るの?」
そんなご質問が届きそうですが、一言でまとめるのなら??
〝美しい完了〟の証は、感謝の感情が生まれた時。
心から安心しながら、「ありがとう」って、その相手に、軽やかに。
いつでも、何度でも、言えるようになった時。
「親らしさ」「子供らしさ」という、
お互いのレッテルの中での、メロドラマがすっかり消えて。
ありのままの自分と、わたしの母でもないありのままの由紀子さんへの。
軽やかな想いの結果が、いつでもシンプルな、
「安心している、ありがとう」になるのなら。
それが、恋が終わった証かなあと感じます。
憎んでいたり、お小言が出たり、照れてしまってツンデレになってしまうなら笑
まだ恋をしていますね笑。
そういう〝不安げな感じ〟も、とてもユーモラスでいいものですものね。
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12月8日19:00くらい~21:00くらいまで、新宿文化センターにて。
フォレスト出版さんが主催をしてくださる、
『感謝祭』というイベントをさせていただくことになりました。
https://www.forestpub.co.jp/author/sagawa/seminar/22730 お申し込みは、こちらからになりますので、よろしかったら……
(※終了しております)
みなさんへの信頼から、安心している「ありがとう」という想いは、
いつも常に〝今、完了していて〟清々しいです。
何の後悔も依存も無い、後腐れの無い関係で成立している感情とエネルギー。
わたしはいつもみなさまに、
そんな想いの「ありがとうございます」をお伝えしたいとおもって、
これまでも飾らずに、活動させていただいてきました。
当日は、どんなお話やヒーリングをお届けすることが、
ありのままの美しく完了した「ありがとうございます」なのか……
祈っている毎日です。
恋ではない、素直な、信頼している安心の、ありがとう。
そういう軽やかで清々しい愛を、お届けしたいとおもっています。
きっと、わたしが何もしないこと、
聖なる領域にただわたしを預けて、聖なるものにわたしを使っていただくこと??
そちらの方が、
「わたしのほんとうの、安心している、ありのままなのだ」
そう、ますます感じている……久しぶりにゆったりと落ち着いた、夜の時間です。
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